年末年始でも血糖値を乱さない人がやっている

「2週間リセット食事法」

年末年始が近づくと、
糖尿病のある方や血糖値が気になる方から、こんな声をよく聞きます。

「正月が怖い」
「どうせまた血糖値が上がる」
「もう諦めるしかないですよね…」

でも、26年間糖尿病専門で食事指導をしてきて、
はっきり言えることがあります。

年末年始に血糖値が乱れない人はいません。
違いが出るのは、「その後の2週間」です。


血糖値が乱れる本当の原因は「食べ過ぎ」ではない

多くの方が
「年末年始=食べ過ぎ=血糖値悪化」
と思っていますが、実は少し違います。

血糖値が大きく乱れる一番の原因は
食事リズムの崩れです。

  • 朝食を抜く

  • 食事時間がバラバラ

  • 何を食べていいかわからず極端になる

これが重なることで、
体は「非常事態モード」に入り、
血糖値が安定しにくくなります。


2週間で整えるための基本ルールは3つだけ

年末年始を乗り切るために必要なのは、
厳しい制限ではありません。

たった3つで十分です。

① カロリーは考えない

年末年始にカロリー計算を始めると、
ほぼ100%失敗します。

数字よりも
「血糖値が急に上がらない食べ方」
を優先してください。

② ご飯を抜かない

「血糖値が高いからご飯を減らす」
これは一番よくある誤解です。

主食を抜くと
次の食事で血糖値が急上昇しやすくなります。

量よりも
食べるタイミングと組み合わせが大切です。

③ 味噌汁を食事の軸にする

味噌汁は
水分・塩分・たんぱく質・野菜を
一度に補える優秀な一品です。

年末年始こそ
「ご飯+味噌汁」に戻れると
血糖値は驚くほど安定します。


行事食は食べていい。でも「戻し方」が重要

おせち、外食、実家のごはん。
我慢する必要はありません。

大切なのは
翌日からどう戻すか。

・朝食を抜かない
・ご飯と味噌汁に戻す
・食事の間隔を整える

これだけで
血糖値は2週間あれば十分立て直せます。


一人で頑張らなくていい

年末年始に乱れるのは
あなたの意志が弱いからではありません。

生活リズムが崩れやすい
「時期の問題」です。

もし

◆正月明けの血糖値が不安
◆何から戻せばいいかわからない
◆情報が多すぎて疲れている

そんなときは、
あなたの生活に合わせて整える個別相談も行っています。

無理な制限はしません。
ご飯も味噌汁も、続けられる形で一緒に考えます。

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