Q1雑穀って何ですか?
A1雑穀とは、イネ科の作物で小さい「えい果」をつけるひえ、あわ、きびの総称。
えい果とはイネ科植物に見られる果実のことです。
※現在の日本では、米、麦、雑穀とこれらの加工品の総称を「穀類」と呼ぶ。
※広義の雑穀
イネ科大粒系:もろこし(たかきび)、はと麦、大麦
マメ科:大豆
タデ科:そばの実
古代米:赤米・黒米
ヒユ科:アラマンサス
アカザ科:キヌア
Q2お勧めの雑穀は何ですか?
A2 ひえ:冷え性の女性
あわ:美容トラブルがある人
きび:糖の代謝を高めたい人
たかきび:ベジタリアンの人
はと麦:デトックスしたい人
Q3雑穀の種類は沢山入っているほど良いの?
A3ブレンド数が多い物は選ばない方がよいでしょう。質と鮮度が大切です。ブレンド数は多くても10穀くらいまでの、シンプルなものがおすすめです。
Q4雑穀とお米の配分は?
A4白米1合に雑穀大さじ1からはじめてみましょう。雑穀の栄養素をしっかり補いたいときは、大さじ2~3(20~30g)杯加えましょう。
雑穀を沢山入れるときは、入れる雑穀の量と同じ量の水を増やして炊くと、ちょうどよい炊きあがりになります。
Q5雑穀の量を増やす方が身体に良いの?
A5はい、そうです。雑穀に含まれている食物繊維をはじめ、ビタミンやミネラルが効率よく補えるからです。
また雑穀は抗酸化作用があり、体内の老化を防いでくれます。その上、玄米より消化がしやすいです。お米1合に対して、最大で大さじ3杯を目安にしてください。
Q6雑穀はどこで買えるの?
A6スーパーではお米売り場、デパ地下では雑穀専門のお店や材料を販売しているところで買えます。ネットでも販売しています。
ただし、これらは鮮度や質が良いかは不明なのが難点です。
こちらから、岩手県の契約農家さんが大切に育てている、鮮度・質の良い雑穀を販売しております。
是非、ご利用ください。
Q7良い雑穀の見分け方は?
A7雑穀を水に入れた時にスッと沈むかどうかで見分けることができます。質が悪いと中身がスカスカで軽いので浮いてしまいます。豆が割れているものは質が悪く、鮮度も落ちている証拠なので、避けましょう。
Q8お米はどんなお米でも良いの?
A8産地や銘柄により、味や触感が違うので、お好みのお米でかまいません。
Q9炊き方はどうなの?電気釜でも良い?
A9電気釜でも美味しく炊けます。土鍋で炊くと短時間で炊け、ご飯や雑穀のおいしさがさらに引き立ちます。
Q10玄米も身体に良いと聞くけど?雑穀を勧めるのは何故?
A10玄米は固く、消化が悪いのが難点です。胃腸機能が弱い6歳以下の小さなお子さん、胃腸機能が衰えたご高齢の方、胃腸が強くない人、貧血気味の人には不向きです。玄米は体内の有害金属を排出する力もあります。同時に体に必要なミネラル類の吸収を阻害してしまいます。
雑穀は玄米よりも消化が良く、マグネシウムやビタミンB群など、代謝を高める栄養素を多く含むので、代謝アップなどの効果が期待できます。消化が良いので、どの年代でも食べられ、長期的に食べるのに適しています。
Q11雑穀の最大の魅力は?
A11生命力が強い
・土壌や気候条件などが不良な土地にもよく生育する
・長期間の保存に耐える
・多様な利用法が確立されている
・高い栄養力とさまざまな食味がある
という、健康や美容に良い点が沢山あり、しかも手軽に食べられることです。
Q12雑穀や玄米の保存方法は?
A12開封前は湿度の低い冷暗所で保存してください。
開封後は冷蔵庫で保管し、なるべく早く食べきりましょう。
※湿気や気温が雑穀や玄米の鮮度、品質に大きく影響します。