体の中からポカポカに! 冷え性改善の食事ガイド

1年中手足が冷めたい、平熱が35℃台であるという経験はありませんか?
実は、これらの体の冷えや体温の低さは、私たちの日常の食生活と深く関連しています。

体を内側からしっかりと温めるための秘訣は、適切な食事にあります。
そこで、冷え性の改善に役立つ食事のポイントを詳しくお伝えします。

 

最初に知っておきたいのは、体温を維持・上げるためのエネルギー源は、
私たちが摂取する食事から得られるカロリーであるということ。

しかし、現代のダイエットブームの影響で、
低カロリーやカロリーオフの食品を選びがちな女性も多いかと思います。

確かに、過度なカロリー摂取は体重増加の原因となりますが、
必要不可欠なカロリーを摂らないことで、
体のエネルギーが不足し、結果として体温が低下してしまうのです。

 

ここで、日本の伝統的な食事スタイルを見てみましょう。

お米を主食とし、みそ汁とおかず1品を中心とする食事は、
体温を上げるのに非常に適しています。

お米は炭水化物が豊富で、体にすぐにエネルギーとして取り入れられ、
体温を上げる燃料として大変効果的です。

また、みそ汁に根菜類芋類など体を温める野菜を使うのもオススメです。
野菜は生で食べると体を冷やし、加熱すると体の中から温めてくれます。

あとおかずの選び方も非常に重要です。
脂質が多い食品は、消化が遅れ、体温を上げる効果が減少します。

特に、揚げ物や油多めの炒め物は注意が必要です。
その代わり、蒸し魚や焼き魚、野菜炒めなど、バランスの取れたおかずを心掛けることで、
体を温めやすくなります。

 

 

また、甘いものやパン、麺類は体を冷やす作用があると言われています。
これは、これらの食品が含む糖分や白い粉が、
血糖値を急激に上げ、その後急激に下げることで、
体温のバランスを崩すためです。

そのため、これらの食品を摂取する際は、
適量を守り、バランス良く摂ることを心掛けましょう。

 

さて、体を温める効果があるとしてよく知られている食材に、
生姜や白湯、唐辛子などが挙げられます。

確かにこれらは体を一時的に温める効果がありますが、
その効果は一過性に過ぎません。

これらを摂取しても、持続的な体温の上昇は期待できないので、
日常の食生活全体の見直しと合わせて、バランスよく摂取することが大切です。

 

結論として、体温を上げるためには、
適切なカロリー摂取とバランスの良い食事が必要不可欠です。

冷え性の方は、食事の取り組み方を見直し、
毎日の食生活から改善していくことで、体の中から温かさを感じる生活を手に入れることができます。
食事の選び方一つで、健康的で快適な日常を過ごすことができます。

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