健康にいいから!という理由で市販の野菜ジュースを買っていませんか?
野菜ジュースはパックやペットボトル入りや
ミキサーやジューサーで作るなど生活スタイルに合わせて利用しやすいです。
最近は種類も豊富でかなり飲みやすくなっていますね。
パーッケージには「野菜1日分」、「野菜350g」など
いかにも野菜が摂れそうなイメージが書かれているとつい手に取りたくなります。
とくに日頃の食事で野菜不足だったり、
野菜の価格高騰価で野菜を買うのを迷っていたりするとなおさらです。
栄養表示をみると、ビタミンやミネラルも書かれているので栄養がしっかり補える気にもなります。
でも本当にそうでしょうか?
もちろん野菜ジュースを否定するわけではありません。
例えば外食続きのときは、私も野菜ジュースを利用します。
しかし「野菜ジュースを飲んでいる」≠「野菜を食べた」
ことにはなりません。
なぜなら野菜ジュースは野菜の搾り汁です。
残念ですが、体に必要なビタミンやミネラル、食物繊維の大部分は搾りカスの方に残っています。
また市販されている野菜ジュースの多くは、品質管理や衛生面の観点から、
熱処理や酵素処理をされているものがほとんどです。
つまり野菜本来の酵素などの力は失われています。
さらに市販の野菜ジュースのほとんどが「濃縮還元タイプ」です。
いったん野菜ジュースを濃縮させ、再度水で薄めて作っています。
ですので計算上では野菜100%かもしれませんが、
加工工程で本来の野菜の栄養価は損失。
さらに野菜ジュースは野菜で食べるよりも、すぐに吸収されて血糖値が急上昇し急降下してしまいます。
つまり甘いものと同様の血糖値スパイクが起こりやすくなります。
そうするとイライラして精神的に不安定な状態や、急に眠気が襲ってくるなど
仕事にも悪影響です。
野菜ジュースは野菜が摂れないときの補助として、状況に合わせて利用していきましょう。