胃薬に頼りがちな日本人
日本人はよく胃薬に頼る傾向があります。
胃の不調を感じるとすぐに胃酸過多だと思い込み、
胃薬を手に取る方が多いですが、実は胃酸が不足している人が多いのが現状です。
約7~8割の日本人が胃酸不足と言われており、これは少し驚きの数字かもしれません。
胃薬の落とし穴:胃酸不足のリスク
特に40代の女性は、日々のストレスや生活習慣の変化により、
胃腸の不調を抱えがちです。
しかし、胃腸薬(H2ブロッカーなど)は胃酸を抑える作用があり、
胃酸がすでに不足している場合、これ以上抑えると胃の痛みが悪化するリスクがあります。
胃痛がストレスから来る場合も多いですが、食生活の変化も大きな原因の一つです。
食生活の変化:おかず中心の食事の問題点
日本の食文化はもともとお米を中心としたもので、
胃に優しい食事が基本でした。
しかし、近年の食生活は油や動物性たんぱく質、味の濃い食事が中心になり、
胃に負担をかける傾向にあります。
これにより、胃酸が足りなくなり、消化不良や代謝の低下を招くことがあります。
朝食べられない方へのアドバイス
朝食欲がない方は特に、夜の食事がおかず中心であることが多いです。
そんな方には、おかずを減らし、ご飯や雑穀などの穀物を増やすことをお勧めします。
これらは胃腸の働きを助け、健康や整腸作用にも役立ちます。
自然の助け:柑橘類や梅干しの力
また、お酢やレモンなどの柑橘類、梅干しなどの酸味のある食品は、
胃酸の代わりになり、消化を助ける効果があります。
これらを積極的に取り入れることで、胃薬に頼ることなく、
胃の健康を守ることができます。
まとめ:40代女性のための食生活のポイント
最後に、40代女性にとって、外食や甘いもの、お酒を楽しむのも大切ですが、
バランス良く食事をとり、自然の力を借りながら、
胃腸の健康を意識することが重要です。
お米やレモンを上手に活用し、胃痛に悩まされることなく、健やかな日々を送りましょう。