キッチンの大掃除から始まる健康への一歩
私にとってキッチンは家族の健康を守る場所であり、仕事をする場でもあります。
そのため定期的に冷蔵庫は掃除を行いますが、
年に一度の大掃除では、とくに感謝の気持ちを込めて丁寧に掃除をします。
実は冷蔵庫掃除は単なる掃除ではなく、
家族の健康を見直す絶好の機会にもなります。
日々食べているものの総チェックができるからです。
冷蔵庫の変化とその影響
掃除をしていて気付いたことがあります。
それは、今年の冷蔵庫掃除が非常に楽だったということです。
去年までは、いつ買ったかわからない食材や使い切れなかった調味料で溢れ返っており、
それらを処分するのに苦労しました。
ほとんど使っていない調味料は
もったいない気持ちでいっぱいですが・・・
しかし、今年は基本的な調味料を小瓶にして、野菜の買いすぎも控えることで、
スッキリとした冷蔵庫を保つことができました。
家庭のライフスタイルと冷蔵庫の中身
冷蔵庫の中身は、それぞれの家庭の生活スタイルに合わせて管理するのがベスト
ただし、「本当にこれは必要か?」や「これはいつ買ったのか?」と
疑問を持つアイテムが多い場合は注意が必要です。
ちなみに容器に記載されている賞味期限前であっても
開封したら早めに食べきるのが鉄則!
賞味期限は未開封が条件ですので、
開封したら早めに食べきりましょう。
そのほか、冷蔵庫を開けた瞬間に手軽につまめる食品を置くことも、
無意識の間食へとつながりやすいため危険です。
冷蔵庫の中身を見直すことの重要性
冷蔵庫の中には、健康に直結するヒントがたくさん隠されています。
たとえば、100%ジュースやヨーグルト、プリンなどがすぐに手に取れる場所にあると、
無意識のうちに摂取カロリーが増えがちです。
また、残り物や複数種類のドレッシングが冷蔵庫を占めている家庭は、
食べ過ぎや栄養の偏りが生じやすいと言えます。
食習慣の見直しと冷蔵庫の役割
私が健康相談で家庭を訪れると、冷蔵庫の中身からその家庭の食生活が見えてきます。
多く買い込む習慣があるご家庭は、「食べていないのに太る」とおっしゃる方が実は多い。
育ち盛りの子供のためや家族の健康のためと考え、料理を作ることは素晴らしいですが、
作り過ぎが結果的に余分なカロリー摂取へとつながります。
最適な食事バランスと冷蔵庫管理
では冷蔵庫の中身はどれくらいがいいのでしょうか?
理想は7割です。
7割ですと、冷気が上から下へと循環します。
またどこに何があるか一目で探せるので、
冷蔵庫を開けておく時間が短くてすむのでエコです。
冷蔵庫の中身を7割キープできる食事はというと
食事のバランスが「ご飯6:おかず4」の一汁一菜です。
この食事スタイルは栄養のバランスが良く、
ダイエットや健康、美容にもオススメな食スタイルです。
冷蔵庫の中身チェックで、あなたとご家族の健康管理までできますよ。
皆さんの冷蔵庫が家族の健康を守る助けになることを願っています。