寒い日は体の中からポカポカ
温まるお鍋が食べたくなりませんか?
簡単で野菜もたっぷりとれ便利です。
もしキムチ鍋を作るなら
キムチ鍋の素を使うのではなく
「キムチ」を使って作ったほうが
キムチの乳酸菌がとれます。
キムチがおすすめな理由
なんといっても「発酵食品」であるということ。
ヨーグルトやチーズも乳酸菌を発酵しているので
発酵食品ではあります。
ただヨーグルトなどの
乳酸菌は主に「動物性乳酸菌」です。
動物性乳酸菌は私たちの胃を通過するとき
ほとんどが死滅してしまいます。
それは胃酸が強い酸のためです。
残念ながら約99%は腸にまで生きたまま届きません。
ただ死滅してしまった乳酸菌は、私たちの
腸内に存在する菌のエサにはなり、腸内細菌を増やしてくれます。
キムチの乳酸菌は「植物性乳酸菌」です。
キムチをはじめ、ぬか漬けや味噌・しょう油、納豆などに存在します。
例えば味噌やぬか漬けなどの発酵食品は、塩が多いので
乳酸菌にとってはあまり良い環境ではありません。
豆や野菜は牛乳に比べると乳酸菌が発酵するには栄養価が低いです。
そんな乳酸菌にとって悪環境の中でも発酵をおこなっています。
そのため動物性乳酸菌よりも植物性乳酸菌のほうが強いのです。
だから胃酸でもあまり死滅せず、
生きたまま腸にまで届いてくれます。
では今売られているキムチは本当に発酵されているのでしょうか?
実は残念なことに食べやすキムチは
キムチ風調味料で味をつけているものもあります。
ちなみにキムチ鍋の素はキムチ風調味料のことが多いです。
キムチの表示の見方
ラベルを見てみると
「キムチは発酵食品です。
乳酸発酵がすすむと酸味が強くなりますが、品質には影響はありません」
と記載されていればOKです。キムチの乳酸菌は生きています。
発酵し続けているので、時間が経つと酸味が増してきます。
商品によっては、発酵を止めるため
製造過程で加熱している商品もあります。
ラベルを見て買ってみましょう!
キムチは白菜から作られているので食物繊維も補えます。
さらに唐辛子に含まれるカプサイシンや
ニンニクの中の成分が変化したスルフィド類は、
代謝を促すホルモンの分泌を増やし、脂肪を燃焼させます。
寒い日は体の中から温まるキムチ鍋を食べて
腸活&代謝アップをしてみませんか?